「そろそろクルマを手放したいけど、どうすればいいの?」
「買い替えたいけど、古い車はどうやって処分すればいいの?」
そんな疑問にお答えします。
この記事では、車を売るときの流れ・注意点・お得に売るコツまで、初心者にも分かりやすく解説し、
さらに、査定額を比較できる【車一括査定サービス】も紹介します。
渕野健太郎
某自動車メーカーでカーデザイナーとして20年ほど勤めた後、2023年10月からフリーランスになりました。現在はプロダクトデザイナー業務の他に「桑沢デザイン研究所」「東京デザイナーアカデミー」での講師業の他、大手車メディアである「webCG」「AUTOCAR」「KURUKURA」などでカーデザイン関連の執筆をしています。このサイトでは自動車業界にいた知見を生かし、よりユーザーに近い形で自動車の魅力発信、訴求活動を行ってまいります。
結論としては「相場」を知るために、
最初に「一括査定」サービスを活用すること
が最適解だと思います!
査定価格上位3社のみ連絡が来るサービス
それでは詳しく見ていきます!
査定価格で損しない時期やタイミング

まず、クルマはタイミングによって買取価格が大きく変わるもの。
高く売りたいのなら「高く売れる時期」を狙うことがポイント一つです。
| タイミング | 特徴 |
|---|---|
| 1〜3月上旬 | 新生活・買い替えシーズンで高値がつきやすい |
| 7〜9月上旬 | 中間決算期で買取強化が多い |
| 車検前 | 車検を通す前に売った方がコスパ◎ |
| モデルチェンジ前 | 新型が出る前に売ると高く売れやすい |
4月からの新生活の前や、企業の中間決算期が高く売れるタイミングと言われています。
できればその時期を狙いたいですね🤔
また、車検の期間が多く残っている方が査定には有利です。
でも車検自体お金がかかるものなので、車検直前のタイミングで売る方も多いですね💡
さらに車がモデルチェンジした場合、旧型の査定が下がると言われています。
自分の車はどうなのか、こまめにチェックすることをお勧めします👍
車を「手放す」場合と「買い替える」場合

車を完全に手放すのか、
もしくは次の車に乗り換えるのか。
これらで車を売る選択肢が異なります。
車を「手放す」場合
様々な理由で車を手放すことも多いですよね。
- 引っ越しやライフスタイルの変化
- 維持費の削減
- 家族が増えてクルマ共有に変更

車好きな私も、一時期手放していた事がありました!
この場合、
・買取業者に売却
という選択になります。他にも「フリマサイトで個人売買」などがありますが
初心者は買取業者に売却の方が断然スムーズです✨
車を「買い替える」場合
今乗っている車から新しい車へ買い替えるケースです。
- 家族が増えるなど、ライフスタイルの変化
- 新しい車に魅力を感じる
- 車検や税金の前にリフレッシュしたい

独身の時は2人乗りのスポーツカーが多かったですが、
家族が出来てからは主にSUVに乗っています!
この場合は、
・ディーラーでの下取り
・買取業者に売却
の2つの方法があります。
以下に詳しく解説します💡
※買い替えの場合は、より高く売れると新車購入時の選択肢が広がります→20万円もあればさまざまな事ができますよ。
下取りと買取の違い
表にまとめましたのでご覧ください。
| 下取り | 買取 | |
|---|---|---|
| 売却先 | 新しい車を買うディーラーや販売店 | 車の買取を専門とする買取店 |
| 代金の使い方 | 新しい車の購入費用に充当される(現金は手元に残らない) | 現金として受け取れる(使い道は自由) |
| 手続きの手間 | 楽:購入と売却が一度で完結し、手続きが少ない。 | 手間:複数の業者との交渉や書類のやり取りが必要。 |
| 価格の傾向 | 低い傾向:新車の値引きと曖昧にされがちで、相場が反映されにくい。 | 高い傾向:業者間の競争により、最高値が付きやすい。 |
| 査定の判断 | 純正品を重視。社外品のオプションは評価されにくい。 | 市場の流行を重視。人気のデザインやオプションはプラス査定になりやすい。 |
「下取り」とは、新しい車を購入するディーラーに車を引き取ってもらう方法です。
一般的に買取より安く査定されますが、
新車への乗り換えがスムーズで、面倒な手続きもディーラーがしてくれるのでラクです
また、下取り価格は新たに購入した価格に引かれます。
それに対し「買取」は、自分で買取業者を探して車を査定してもらいます。
やり方は、カリバーなど近所の買取店に車を持ち込んで査定してもらうか
ネットでの一括査定に登録し、複数の業者に査定してもらうかですが
下取りより確実に高価査定になると思います。
また買取価格は現金で手元に残ります。
※査定が低くなりがちな輸入車はこちらをご覧ください。
端的に言うと
手間をかけたくないなら「下取り」
より高値で売りたいなら「買取」です!
下取りを選ぶべき人はこんな人
手間をかけたくない人: 価格交渉や業者とのやり取りに時間を割きたくない。
古い車、不人気車の人: あまり市場価値のない車でも、新車購入の値引きとして一定の金額をつけてもらいやすい。
次の車がない期間を避けたい人: 新しい車の納車まで、今の車に乗り続けられるため、移動手段に困らない。
買取を選ぶべき人はこんな人
少しでも高く売りたい人: 複数の業者を比較することで、愛車の最高額を引き出せる可能性が高い。
売却代金を自由にしたい人: 手元に現金が残るため、次の車の頭金以外(旅行など)にも使いたい。
新しい車にこだわらない人: 買取は車の購
車を売る4つの方法

ここまでに出てきた「車を売る方法」を一覧にしました。
| 方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 一括査定 | 複数業者にまとめて査定依頼 | 最も高く売れる可能性 | 業者から連絡が多い |
| ディーラー下取り | 次の車と同時に手続きできる | 手間が少ない | 査定額は低め |
| 買取専門店 | 即日現金化も可能 | スピーディー | 店舗によって価格差が大きい |
| 個人売買(フリマなど) | 自分で価格設定できる | 高く売れることも | 手続き・トラブルリスクあり |

4つの選択肢(車を買い替えない方は3つ)ありますが、
おすすめは「一括査定」です!
自分が乗っていた愛車ですから、出来るだけ価値を分かってほしいですからね🤔
一括査定のメリットとデメリット

一括査定とは、インターネット上で一度の入力で複数の買取業者に査定依頼できるサービス。
ほとんどのサービスで、ほんの数分で申込が完了します。
一括査定のメリット
一括査定のメリットとしては以下の様な感じです。
- 各社が競争して査定額が上がる
- 相場がすぐ分かる
- 査定はもちろん無料
- 自宅まで出張査定OK(無料)
- 全国どこでも利用可能
一括査定は複数の業者が競争するので、必然的に査定額が高くなる傾向があります。
また、レアな車でもその価値がわかる買取業者がいると
一般的な店より高額査定を見込む事ができますよ。
一括査定のデメリット
一方、デメリットは以下の様な感じです
- 複数の買取業者から一斉に連絡が届く
- 強引な買取や営業をされる可能性がある
- オンラインでの見積もり額と実際の査定額に差が生じる場合がある
- 地域によっては買取業者が見つからない場合がある

私が一括査定を使ったときは、入力してすぐ複数の業者から連絡が入りました。
あまりの多さにゲンナリした覚えがあります(笑)
ただ、今は査定価格上位3社のみ連絡がくるというサービスがありますので
良ければそちらをお試しください😆
輸入車(外車)査定時の注意点

輸入車の場合、思ったより低い査定のことが多いです。
理由としては
- 輸入車の顧客が中古車を望まない
- サイズ、排気量が大きい車は特に敬遠される
- 修理費、維持費が高くつくイメージがある
- デザイン、色、仕立てなどが万人受けしない場合がある
- 流通経路が確立していないメーカーもある
などの理由で、下取りはもちろん一般的な買取店でも査定が低い傾向があります。
ただ輸入車専門の買取店ではグレードや装備など細かいとこまで査定できるとこがありますので
よければこちらをご覧ください。
査定前にやっておくと得する3つの準備

ここでは査定前にやっておくと得をする(かもしれない)3つの準備をお伝えします
- 洗車して内外装をきれいにする
→ 第一印象で数千円〜数万円変わることも。 - 車検証・整備記録簿を用意
→ メンテナンス履歴があると信頼感UP。 - 純正パーツをそろえる
→ カスタムしている場合は、純正戻しが◎。
特に内外装を綺麗に洗車することは重要です。
査定に関係ない、と言われる方もいますが、
どれだけその車に愛着を持っていたかが伝わります。
またキレイな車だと査定士の方が気持ちよく査定できますよね✨
また、車検証はもちろんですが、もしあれば整備記録簿も忘れずに準備しておきましょう。
あなたの車の大切な履歴です!
売却時に必要な書類一覧
一般的な必要書類を明記しましたが、
詳しくは買取店、または下取り先のディーラーでご確認ください。
| 書類名 | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| 車検証 | 車の正式情報 | 常に車載しているものです グローブボックスなどを確認 |
| 自賠責保険証 | 必須保険の証明 | これも通常車検証と同じとこに入っています |
| 印鑑証明書 | 名義変更に必要 | 発行後3ヶ月以内 |
| リサイクル券 | リサイクル預託金証明 | 紛失時は再発行可 |
| 住民票(軽自動車の場合) | 住所確認 | 転居時に必要なことも |
7. よくあるQ&A
ここではよくある質問をまとめました。
Q1. ディーラーの下取りと買取店の査定、どちらがいいですか?
A. 高く売りたいなら買取店(または一括査定)、手間を減らしたいなら下取りです。
下取りはスムーズですが、相場より10〜20万円ほど低くなるケースも多いです。
迷ったらまず一括査定で相場をチェックしてからディーラーに行くのがおすすめです。
Q2. 一括査定に申し込むと電話がたくさん来るって本当?
A. はい、複数の業者が同時に連絡してくる場合があります。
対策として、連絡が取りやすい時間帯を入力フォームで指定するなどがあります。
Q3. 査定は無料ですか?
A. ほとんどの買取業者・一括査定サイトで完全無料です。
キャンセルも無料なので、「相場を知るだけ」で利用してもOKです。
Q4. 車検が切れている車でも査定できますか?
A. はい、可能です。
業者がトラックなどで引き取りに来てくれるため、動かなくても買取可能です。
ただし、査定額は少し下がる傾向にあります。
Q5. 修復歴(事故歴)がある車はどうなりますか?
A. 査定額は下がりますが、0円になることはほぼありません。
事故車専門の買取業者もあり、パーツとして再利用されるケースが多いです。
正直に伝えたほうが、後々のトラブルを防げます。
Q6. 名義が家族(親など)でも売れますか?
A. 売れますが、所有者本人の委任状や印鑑証明が必要です。
軽自動車の場合は少し手続きが簡単で、住民票のみで済むこともあります。
Q7. ローンが残っている車はどうすればいい?
A. 「残債あり車両」でも売却可能です。
買取業者がローン残債を一括で精算してくれる仕組みを持っています。
乗り換え時にもよく利用されています。
Q8. カスタムしている車は査定に影響しますか?
A. 状況によります。
一部のパーツ(ホイール・マフラーなど)はプラス査定になることもありますが、
純正状態に戻した方が高くなるケースが多いです。
外した社外パーツは別で売るのも手です。
Q9. ナンバーをそのままにして売ることはできますか?
A. 基本的に売却時は名義変更が必須なのでナンバーは変わります。
ただし、希望ナンバーを再取得することは可能です。
Q10. 売却後の税金はどうなりますか?
A. 自動車税は、売却した翌月分から返金(還付)されます。
普通車の場合は都道府県税事務所から自動的に振り込まれますが、
軽自動車は市町村によって異なるため確認しましょう。
Q11. 売った後にトラブルになることはありますか?
A. 信頼できる業者であればほとんどありません。
ただし、「査定額の減額」や「名義変更の遅れ」などのトラブルが起きるケースも。
契約書に「減額なし・名義変更完了報告あり」と記載してもらうのが安心です。
Q12. 出張査定って本当に家まで来てくれるの?
A. はい、無料で自宅や勤務先まで来てくれます。
「動かせない車」「忙しくて店舗に行けない人」にも便利です。
もちろん、その場で即決する必要はありません。
まとめ:損をしない車の売り方とは?
相場を知るために、一括査定を活用することが最適解だと思います。
下取りにしても買取にしても、一社からの査定だとそれが本当の価値なのか
見極めがつきませんよね🤔
ですので、簡単に申し込みでき、複数の業者に査定してもらえる
一括査定サイトを活用してください!
さらに、査定価格の上位3社のみ連絡が来るこのサービスがおすすめです⬇︎
査定価格上位3社のみ連絡が来るサービス
今回もお読みいただきありがとうござました☺️

