コンパクトSUVの中でも、このホンダ・ヴェゼルのデザインはとても完成度が高いです。
実際はコンパクトなのですが、もっと大きいクルマのような質感を感じますね。
高級感と言っても良いかもしれません。
優れたプロポーションだけでなく、豊かなドア断面でそれが上手く表現されています。
プロダクトデザイナー、メディアライター、デザイン専門学校講師、デザイン系クルマ紹介人
渕野健太郎
ふちの けんたろう
自動車メーカーで２０年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は２０車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。
他のホンダ車と同じようなシンプルなデザインながら、メリハリのあるプロポーションに加え、質感の高さもある優れたデザインだと思います。
クーペ的なシルエットですが、意外と後席が広いんです！
PLaYパッケージ
ノーマルに対して２トーンのボディ色でスポーティさをより強調しています。
どちらかというとより乗用ライクな仕様だと思います。
HuNTパッケージ
こちらはアウトドアフィールを強調している仕様です。
このやり過ぎない仕立てが非常に時流に合っていますね。
インチダウンしたホイールとルーフレールがとてもフィットしています。
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インテリアは横基調で、シンプルでありながらこのクラスとしては質感が高いですね。
デザイン、装備とも現代のインテリアトレンドを押さえた、非常い良い印象です。
前述しましたが、このクルマはクーペライクでありながら、すごく後席が広いです。
特に足元のスペースはクラスで一番だと思います。
意外と実用的なんですね。
基本スペック
| 新車価格 | 264.8〜377万円 |
| 車体寸法 | 全長4330×全幅1790×全高1580〜1590mm |
| 燃費（カタログ値） | 15〜25.3m/L |
| 定員 | 5名 |
| 排気量 | 1496cc |
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