[2024] デザインのプロが選ぶ、新車で買える「本当におしゃれなクルマ」軽自動車編

2024年現在、新車で発売されているクルマの中から、私が「本当におしゃれだと思う」クルマをご紹介します。

本当に」と書いたのは、単にデザインがおしゃれというだけでなく、

そのクルマ固有の「スタイル」を持っているクルマであることを考えて選びました。

その「スタイル」とは、以下の3つです。

ここで言う「スタイル」とは
  • カタチの良さだけでなく、オリジナルの価値を表現していること
  • 乗る人にとって機能的で、飽きない普遍的な魅力があること
  • 街や自然に溶け込む、社会的な協調性があること

この3項目の詳しくは、noteに書きましたので、こちらもご覧ください

これを踏まえて、今回は軽自動車編として以下の4台をご紹介いたします!

この記事の著者

プロダクトデザイナー、メディアライター、デザイン専門学校講師、デザイン系クルマ紹介人

渕野健太郎

ふちの けんたろう

プロフィール

自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。

ホンダ N-ONE

引用:本田技研工業株式会社
引用:本田技研工業株式会社
引用:本田技研工業株式会社
引用:本田技研工業株式会社

「ホンダ・N-ONE」は、軽自動車としては抜群のプロポーションで、各部の質感も高いデザインです。

傾いたリア周りが、オリジナリティあるシルエットを形成しています。

初心者はもちろん、普通車からのダウンサイジングにも適したクルマだと思いますよ。

後席含めて、十分実用に耐えうる室内の広さを確保しており、

デザインと実用性が高次元で融合しています。

また、スポーツグレードの「RS」は、マニュアルミッションを選べる数少ない軽自動車でもあるので、

軽快なスポーツドライビングも楽しめます。

新車価格173.5〜217.4万円
車体寸法全長3395×全幅1475×全高1545〜1570mm
燃費(カタログ値)20.1〜23.0km/L
定員4名
排気量658cc

ダイハツ ムーヴキャンパス

引用:ダイハツ工業株式会社
引用:ダイハツ工業株式会社
引用:ダイハツ工業株式会社
引用:ダイハツ工業株式会社
引用:ダイハツ工業株式会社

「ダイハツ・ムーヴキャンパス」は、スライドドアが付いたトール系軽自動車の中で目をひくプロポーションとしています。

このような幅が狭く背が高いクルマで個性を出すのは大変なのですが、

この車はちょっとした工夫で、前傾姿勢のシルエットを上手く表現していますね。

インテリアは、広いトレイがあるインパネがシンプルかつ機能性があり

とても考えられたデザインだと思います。

ボディカラーは2トーンのグレードもあるのですが、

私としてはより大人なイメージの「セオリー」グレードがおすすめです。

インテリアも茶色と紺を効果的に使っていて、質感が高く見えますね。

新車価格146.3〜192.0万円
車体寸法全長3395×全幅1475×全高1655〜1675mm
燃費(カタログ値)18.2〜22.9km/L
定員4名
排気量658cc

日産 サクラ

引用:日産自動車株式会社
引用:日産自動車株式会社
引用:日産自動車株式会社
引用:日産自動車株式会社

「日産・サクラ」は、軽自動車の中で、とりわけ質感の高い車です。

ボリューミーかつキレの良い全体のデザインはもとより、ヘッドランプやリアコンビの充実した構成で

とても軽自動車とは思えないくらい先進的で高品質感です。

内装のデザインもとても秀逸ですね。

インパネの凹凸がトレイの機能になっていて、まさに機能とデザインの融合です。

この車はEV(電気自動車)なので、車両価格は高いです、が

補助金が充実しているので(各自治体で内容が異なります)、自宅に充電設備を持っている方なら

毎日通勤でクルマを使われる方や、近所の買い物用にクルマが欲しい方には

本当にうってつけです。

新車価格253.7〜308.2万円
車体寸法全長3395×全幅1475×全高1655mm
燃費(カタログ値)
定員4名
排気量0cc (EV)

スズキ ジムニー

引用:スズキ株式会社
引用:スズキ株式会社
引用:スズキ株式会社
引用:スズキ株式会社

「スズキ・ジムニー」は、唯一無二の「クロスカントリー」型、軽自動車です。

ここで言うクロスカントリーとは、悪路を難なく走り抜ける頑丈なモデル、と言うことで

トラックなどと同じ「ラダーフレーム」構造が採用されています。

ここでは構造の詳細は割愛しますが、普通の乗用車に比べると揺れるので

そこは試乗して確認してみてください。

でも、この圧倒的なオリジナリティは、他にありません。

カスタムパーツも豊富にあり、さらに個性的に仕上げることができます。

また、女性にも人気のクルマですね。

新車価格165.4〜200.2万円
車体寸法全長3395×全幅1475×全高1725mm
燃費(カタログ値)レギュラー仕様車13.43km/L
定員4名
排気量658cc

あなたのクルマスタイリスト

クルマに詳しくない方、またはクルマ選びに迷われている方を対象に、クルマ選びのお手伝いをしています。

詳しくは下のボタンからどうぞ

ご質問、お問い合わせは以下からお願いします!