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クルマのインテリアは、毎日触れ、長い時間を過ごす空間です。
そのため、使い勝手や装備だけでなく、「どれだけ心地よく過ごせるか」も重要な価値になっています。
新型マツダCX-5のインテリアで特に注目したいのが、上質なタンカラーを採用した内装です。
では、なぜこの空間はこれほどリラックスできるのでしょうか。
その理由を、色彩、空間演出、そしてデザインの視点から読み解いてみます。
渕野健太郎
「株式会社SUBARU」にてカーデザイナーとして20年ほど勤めた後、2023年10月からフリーランスになりました。現在はプロダクトデザイナー業務の他に「桑沢デザイン研究所」「東京デザイナーアカデミー」での講師業, また大手車メディアである「webCG」「AUTOCAR」「KURUKURA」などでカーデザイン関連の執筆をしています。このサイトでは自動車業界にいた知見を生かし、よりユーザーに近い形で自動車の魅力発信、訴求活動を行ってまいります。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業。
なぜ新型マツダCX-5のタン内装がリラックスできるのか?

結論:新型マツダCX-5のタン内装が最高にリラックスできるのは、
① 人が自然の色に安心感を覚える
② 明るい色が室内空間を広く感じさせる
③ デザインそのものがシンプルかつ質感が高い
からです✨
以下に解説しています!

タンカラーが心地良く感じられる最大の理由は、人間が本能的に自然界の色に安心感を抱くから。
森林の木々や土、大地、革製品など、私たちの身の回りには茶系統の色が数多く存在します。
一方でブラックの内装は引き締まった印象を与える反面、どこか緊張感も生むんですよ。
スポーツカーや高性能モデルに黒内装が多いのはそのためです。
それに対してCX-5のタン内装は、まるで高級ラウンジや上質なホテルのような雰囲気を作り出しています。
特にSUVは長距離移動や旅行で使われることが多いカテゴリー。
だからこそ、ドライバーや同乗者が自然とリラックスできる色彩は大きな価値になります。
クルマに乗り込んだ瞬間から気持ちが少し穏やかになる。そんな効果を狙ったカラーリングと言えるでしょう。

タン内装にはもうひとつ大きなメリットがあります。
それは室内を広く見せる効果。
黒い内装は光を吸収するため、空間全体が引き締まって見えます。その反面、実際より狭く感じることもあります。
一方でタンカラーは光を柔らかく反射するんですね。
ダッシュボードやドアトリム、シートに明るい色が使われることで、視覚的な広がりが生まれます。
新型CX-5は室内空間の拡大も大きな進化ポイントですが、タン内装はその広さをさらに強調する役割を果たしています。
特に後席では効果が分かりやすく、圧迫感を抑えながらゆったりとした居住空間を演出。
数字上の広さだけでなく、「広く感じる」ことも快適性には重要なのです。

新型CX-5のタン内装が心地よく感じられる理由は、色だけではありません。
インテリアそのもののデザインが非常にシンプルで、素材の質感を引き立てる構成になっていることも大きな要因でしょう。
近年のクルマは大型ディスプレイや複雑な造形によって先進性を表現する傾向があります。
しかし情報量が増えすぎると、視覚的な疲れにつながることもあるんですね。
その点、新型CX-5のインテリアは水平基調のすっきりとしたレイアウトを採用。
装飾的な要素を必要以上に増やしていません。
ダッシュボードやドアトリムも整理された構成となっており、視線が自然に流れる落ち着いた空間を実現しています。
タンカラーのレザーやソフトパッド、金属調加飾などが互いに主張しすぎることなく調和し、上質な雰囲気を生み出しています。
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新型マツダCX-5とは

新型CX-5は、マツダの主力SUVとして9年ぶりにフルモデルチェンジを受けた3代目モデルです。
開発コンセプトは「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」。
従来から評価の高かった魂動デザインと人馬一体の走りを継承しながら、日常での使いやすさや快適性を大幅に向上させています。
ホイールベースを延長し、室内空間を拡大。特に後席の居住性が向上しました。
リアドアの開口部も大きくなり、チャイルドシートの乗せ降ろしなども行いやすくなっています。
荷室も容量を拡大し、日常利用からレジャーまで対応できる実用性を強化。パノラマサンルーフも設定されています。
新型CX-5のグレードは「S」「G」「L」の3種類。
そのうちタン内装が選べるグレードは、最上位の「L」です!
| メーカー名 | マツダ |
| 車名 | CX-5 |
| 車体寸法 | 全長4690x全幅1860x全高1695mm |
| 燃費 | 14.2〜15.2km/L |
| 定員 | 5名 |
| 排気量 | 2488cc |
| 価格 | 330.0〜430.7万円 |
新型マツダCX-5とライバルの比較



新型マツダCX-5のインテリアバリエーション


上級グレード「L」のみに用意される「スポーツ・タン」


中間グレード「G 」に用意される白と黒の2トーン。
シートは上部のみ白色なので、座面の汚れを気にしなくて済む構成。


ベースグレード「S」を含むすべてのグレードで選択可能なのがこのブラック。
自動車の内装では定番の色です。
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新型マツダCX-5のまとめ

新型CX-5のタン内装が魅力的なのは、単に高級な素材を使っているからではありません。
自然を連想させる温かみのある色彩、室内を広く感じさせる明るい空間演出、そして素材の良さを引き立てるシンプルなデザイン。そ
れぞれが組み合わさることで、乗る人の気持ちを落ち着かせる居心地の良い空間が生み出されています。
近年のクルマはデジタル化や高性能化が進んでいますが、人が本当に求めるのは快適に過ごせる場所であることも少なくありません。
新型CX-5のタン内装は、移動のための道具を超え、「過ごしたくなる空間」を目指したマツダの思想を象徴するデザインと言えるでしょう。
