新型トヨタ・RAV4がいよいよ発売されました。価格差40万円ある「Z」と「Adventure」両グレードを比較!理由や要望もあります

新型トヨタ・RAV4が、2025年12月に日本で販売開始されました!

グレードはシンプルに2つなのですが、その価格差は40万円。

今回はこの2つのグレードにフォーカスして、価格差の理由を説明します✨

結論から言うと、「ハンズオフ」や「駐車支援」など高度な先進運転支援システムの有無にありました。その他にも機能的な装備に差があります。

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渕野健太郎

「株式会社SUBARU」にてカーデザイナーとして20年ほど勤めた後、2023年10月からフリーランスになりました。現在はプロダクトデザイナー業務の他に「桑沢デザイン研究所」「東京デザイナーアカデミー」での講師業の他、大手車メディアである「webCG」「AUTOCAR」「KURUKURA」などでカーデザイン関連の執筆をしています。このサイトでは自動車業界にいた知見を生かし、よりユーザーに近い形で自動車の魅力発信、訴求活動を行ってまいります。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業。

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新型トヨタ・RAV4のグレード紹介

新型トヨタ・RAV4はグレード構成が非常にシンプルで、2グレードのみです。

Z:490万円

引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社

上級グレードである「Z」は、旧型より本格的なSUVとしての堂々とした佇まいや高い質感を感じさせるデザインで、高級感さえ感じられる見た目になりました。特にフロント周りは上下に厚くしっかりした印象になっています。

インテリアは旧型よりシンプルかつ機能的なデザインで、乗用車としての質感と道具としての機能性を両立させた印象です。「Z」の内装色は黒×グレーの1パターン展開だけなので、出来ればブラウン内装などプレミアムな方向のもあると選択肢が広がりそうですけどね。今後の追加仕様に期待したいです。

Adventure:450万円

引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社

「Adventure」は旧型で好評だったアウトドアテイストのアクティブなデザインを踏襲したグレードです。「Z」からの変更点は、エクステリアではフロントバンパー、グリルにリアアンダーガード、またホイールが異なるのが見て取れます。

インテリアでは写真のような黒×カーキの内装色の他に黒一色も選べます。目をひくオレンジの差し色パーツやステッチがアウトドアギア的な印象を出していますね。この差し色は控えめなところがポイントです。

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新型トヨタ・RAV4のグレード比較・価格差の理由

引用:トヨタ自動車株式会社

「Z」「Adventure」2つにグレードには40万円の価格差があります。

Z:490万円

Adventure:450万円

比較してみると動力性能は全く同じ、見た目の装備も両グレードとも18インチホイールが標準であり、しかもインテリアではAdventureの方が差し色が入っているのでむしろコストがかかっているように思えます。

ですので最初どこに価格差があるのがわかりませんでしたが、機能的な装備の他に先進運転支援システム(ADAS)の性能差ということになりました。

以下に「Z」のみに搭載されている機能をご紹介します。

上級グレード「Z」のみについている装備一覧

アドバンストパーク、アドバンストドライブ(ハンズオフ)機能

引用:トヨタ自動車株式会社

これが最も重要な装備の違い!

渋滞時支援である「アドバンストドライブ」と駐車時支援の「アドバンストパーク」のうち、「Z」にはアドバンストパークは標準装備、アドバンストドライブはオプションでつけることができます。いずれの装備も「Adventure」には搭載できないものです。

カラーヘッドアップディスプレイ

引用:トヨタ自動車株式会社

運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影。

直感的な分かりやすさを高めています。

エレクトロシフトマチック

引用:トヨタ自動車株式会社

ワンアクションでも直感的な操作を実現した、一方向操作方式。

シフトチェンジ時の視線移動をミニマムにしつつ、スッキリとしたデザインを実現しています。

左右独立温度コントロールフルオートエアコン

引用:トヨタ自動車株式会社

空調とヒーターを総合制御するので、車にお任せで快適な温度を保ちます。

エアコンの設定温度・外気温・車室内温度などに応じて、フロント席のシートヒーター、シートベンチレーション、ステアリングヒーターがそれぞれ自動制御されます。

デジタルインナーミラー

引用:トヨタ自動車株式会社

車両後方映像をインナーミラーに表示され、死角を減らします。

シートベンチレーション(運転席・助手席)

引用:トヨタ自動車株式会社

背もたれ面と座面に爽やかな風が通るベンチレーション機能

※シートヒーターは全車標準装備です

「Z」にしか搭載していない「トヨタ・チームメイト」とは

引用:トヨタ自動車株式会社

アドバンストドライブとアドバンストパークは「トヨタ チームメイト」という名前があります。

これは運転を「代行」する高度運転支援です。

内容は以下の2つに分かれます。

アドバンスト ドライブ→高速道路で渋滞時ハンズオフ運転や車線変更サポート

アドバンスト パーク→駐車場で自動的にステアリング・アクセル・ブレーキを操作して駐車

アドバンスト ドライブ

引用:トヨタ自動車株式会社

「アドバンストドライブ」は、いわゆるハンズオフ(手放し運転)のこで、40km/hまでの渋滞時に作動可能になります。

自動車専用道路での運転において、渋滞時(0km/h〜約40km/h)にレーダークルーズコントロール及びレーントレーシングアシスト作動中にドライバーが前を向いているなど一定の条件を満たすとシステムが作動。

認知、判断、操作を支援することで、ドライバーは渋滞時の疲労の軽減が可能となり、より周囲に注意を払った安全運転が可能になります。

新型RAV4では「Z」のみにオプションで搭載可能です。オプション価格78,100円の他、T-Connectの契約(年額プラン:9,680円)が必要になります

アドバンスト パーク

引用:トヨタ自動車株式会社

トヨタの 自動駐車支援システム で、車が ステアリング・アクセル・ブレーキを自動操作 して駐車を行います。

駐車のストレスや失敗を減らし、狭い駐車場や混雑した場所でも安全に停められることを目的としています。

新型RAV4では「Z」で標準装備です。

車両周囲の障害物や駐車枠を検知して、最適な角度・速度で駐車します。

ドライバーは基本的に「操作ボタン」を押すだけでOK。

車外からスマホアプリで駐車操作を可能にする機能もあり、狭い駐車場でも降りたまま車を駐車可能。

グレードにおける消費者側としての要望

今現在、Adventureを選択した人は、ハンズオフなどの最新ADASシステムはつけられないということになります。

私がもしRAV4を購入する場合、内外装はアクティブで若々しい印象のあるAdventureが欲しいと感じるのですが、同時にハンスオフ機能や駐車支援も欲しいと絶対感じるはず。

ここは年次改良時などで改善してもらいたいポイントであります。

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トヨタ・RAV4のボディカラーについて

2025年12月現在に発表されているボディカラーは7色、9通りのラインナップです。グレードにより選べる色が異なりますのでご注意ください!

プラチナホワイトパールマイカ  引用:トヨタ自動車株式会社
ダークブルーマイカ  引用:トヨタ自動車株式会社
マッシブグレー 引用:トヨタ自動車株式会社
アバンギャルドブロンズメタリック  引用:トヨタ自動車株式会社
アティチュードブラックマイカ  引用:トヨタ自動車株式会社
アーバンロック  引用:トヨタ自動車株式会社
エバーレスト  引用:トヨタ自動車株式会社
ブラック×アーバンロック  引用:トヨタ自動車株式会社
ブラック×エバーレスト  引用:トヨタ自動車株式会社

まとめ

いかがでしたか?今回は新型トヨタ・RAV4のグレードを比較しました。

まとめると

・「Z」と「Adventure」の価格差は40万円

・「Z」にはハンズオフ、駐車支援などの高度運転支援がついている(ハンズオフはオプション)

・「Adventure」にも選べるようにしてほしい

です。

今回もお読みいただきありがとうございました✨

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