クルマ保険の内容がぐっと分かりやすくなる!自動車保険選びの5つの質問[車両保険や特約、安くする方法も]

自動車保険で迷っていませんか??

自動車保険は「万が一」のときにあなたの生活を守る大切な備えですが、

専門用語が多くて分かりにくいと感じる方がほとんどです。

このページでは、あなたが自動車保険を選ぶ際に「これだけは決めるべき」という5つの質問に答える形式で、

必要な補償をシンプルに整理していきます。

このブログの著者

くるまむすび編集部

代表プロフィール

自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。

私の保険に基づく体験談は下記の記事にあります↓

質問1:相手への賠償はいくら準備しますか?

クルマの事故で一番恐ろしいのは、相手の方を死傷させてしまったり、

相手の財産(家屋、お店、電柱など)を壊してしまったりした場合です。

賠償金は億単位になることもあります。

この賠償能力は、あなたの貯金でまかなえるものではありません。

対人賠償事故で相手を死傷させたときの賠償「無制限」 を選びましょう。
対物賠償事故で相手の車や物を壊したときの賠償「無制限」 を選びましょう。

 結論: 相手への賠償は、対人・対物ともに「無制限」を選ぶのが安心の鉄則です。

保険料も「3,000万円」や「5,000万円」などの制限付きと比べて、さほど変わりません。

質問2:ご自身の「ケガ」や「死亡」にいくら備えますか?

ご自身やご家族が事故でケガをした、あるいは亡くなった場合、その治療費や休業補償をまかなうための保険です。

人身傷害保険: 損害額(治療費、休業損害など)が、

あらかじめ決めた保険金額(例:3,000万円、5,000万円)の範囲内で「実際の損害額」全額が支払われます。

過失割合(事故の責任の割合)に関わらず、すぐに保険金が支払われるため安心です。

搭乗者傷害保険: ケガの部位や症状によって「あらかじめ定めた金額」が支払われます。

人身傷害とセットで加入することが多いですが、まずは補償の厚い人身傷害を優先しましょう。

 結論: 最低限「人身傷害保険」を選ぶことをおすすめします。

質問3:ご自身のクルマの修理代に備えますか?

自分のクルマが事故や災害(台風、洪水、いたずら、盗難など)で損害を受けた場合に、

修理費用をまかなうための保険を「車両保険」と言います。

質問答えが「はい」なら…答えが「いいえ」なら…
車両保険は必要ですか?「加入」 を検討しましょう。保険料は高くなりますが、大きな安心が得られます。「不要」 でOKです。その分、保険料を抑えられます。

車両保険が必要なケースの例

  1. 新車高額なクルマに乗っている方。
  2. クルマがないと生活が成り立たない方(通勤、送迎など)。
  3. 修理費用を貯金でまかなうのが難しい方。
  4. 運転に自信がない方(初心者、運転頻度が低い方)。

ちなみに私は、新車を購入した際は必ず入っています💡

質問4:事故やトラブルのサポートは充実していますか?

保険選びでは、事故が起きたときの「サポート体制」が非常に重要です。主に以下の2点を確認しましょう。

  1. ロードサービス:
    • ガス欠、バッテリー上がり、パンクなどの軽微なトラブルの際、無料で現場に駆けつけてくれるサービスです。保険会社によって無料の牽引距離などが異なりますので、確認しましょう。
  2. 弁護士費用特約:
    • 事故の相手との示談交渉がスムーズにいかないとき、弁護士に依頼する費用を保険会社が負担してくれる特約です。もらい事故など、自分に過失がない場合は、保険会社が相手と交渉できないため、この特約があると安心です。保険料も比較的安く、非常におすすめです。

結論: 「ロードサービス」の内容を確認し、「弁護士費用特約」をつけることをおすすめします。

質問5:保険料を少しでも安くする方法は?

(知っておきたい割引・設定)

補償を充実させても、保険料を抑える方法はあります。

  1. 「運転者限定」をする: 運転する人を「本人・配偶者限定」「年齢条件」(例:21歳以上限定)で限定すると保険料が安くなります。運転する人が家族の中に限定される場合は必ず設定しましょう。
  2. 「免責金額(自己負担額)」を設定する: 車両保険を使ったときに、「自分で負担する金額」(例:3万円、5万円)をあらかじめ設定する方法です。免責金額を高くするほど保険料は安くなります。小さな修理は自分で支払い、大きな事故に備えたい人におすすめです。
  3. インターネットで見積もりを取る(ダイレクト型): 代理店を通さず、ご自身でインターネットから申し込む「ダイレクト型」は、人件費がかからない分、保険料が安くなる傾向があります。

まとめ

初めての自動車保険選びは、「相手への賠償は無制限」、「自分のケガは人身傷害で」を基本に考えましょう。

迷ったら、まずは信頼できる複数の保険会社から無料の見積もりを取り、内容を比較することが大切です。

安心・安全なカーライフのために、納得のいく保険を選びましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました✨

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