メリットだらけ!子育てを楽にする「スライドドア軽自動車」の理由と、車種一覧

子育て奮闘中の皆さんへ✨

今回は「スライドドア搭載の軽自動車」にフォーカスします!

毎日の送迎や買い物など、普段使いに大変重宝しますが、

改めてその魅力をお伝えします😊

このブログの著者

プロダクトデザイナー、モビリティデザインナビゲーター

kuruma-musubi カーセレクトサービス

プロフィール

自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。

スライドドアのメリット

チャイルドシートに子供を乗せやすい

引用:写真AC

スライドドアの利点の一つは、

「チャイルドシートに子供を乗せやすい」と言うことです✨

この写真のように斜め前からアクセス出来るため、親の負担が軽減されます♩

引用:写真AC
引用:写真AC

通常のドアだと、写真のように斜め後ろからのアクセスになります。

チャイルドシートはホールド性を考慮した、側面が深い形状なので

子供を乗せるのに苦労します💦

通常のドアの場合は回転できるチャイルドシートをお勧めします!

狭いところでも開けられる

引用:写真AC

ドアが後ろに開くスライドドアは

狭い駐車場などで開け閉めするのに大変重宝します!

また、お子さんが開ける際も

隣のクルマに気を使わなくて良いメリットも大きいです😊

荷物を持っている時に便利

引用:ダイハツ工業株式会社

今の軽自動車のスライドドアは、ほぼ電動になっています。

キーさえ持っていれば「タッチ」で開けられるので大変便利ですね🤗

軽自動車のメリット

税金が安い

引用:写真AC

自動車税、軽自動車税の一覧表は以下の通りです

区分税額
軽自動車10,800円
普通車 〜1.0L25,000円
普通車 〜1.5L30,500円
普通車 〜2.0L36,000円
普通車 〜2.5L43,500円
普通車 〜3.0L50,000円
普通車 〜3.5L57,000円
普通車 〜4.0L65,500円
普通車 〜4.5L75,500円
普通車 〜6.0L87,000円
普通車 6.0L超110,000円

このように、軽自動車は他に比べてかなり安いです。

毎年払うものなので、税金の安さはメリットですね✨

小回りが効く

引用:ダイハツ工業株式会社

軽自動車の寸法は、全長3400mm、全幅1480mmまでと決まっています。

これは普通車に比べてだいぶ小さいので

狭い道など特に重宝します。

特に都心部では、駐車場がやけに狭い場合がありますよね💦

普通車では苦労することも多いです。

実は後席が普通車より広かったりする

筆者撮影 ホンダ・N-BOX JOY
筆者撮影 余裕で足を伸ばせる

軽自動車のスライドドア車は、

特に後席の足元は多くの普通車より広かったりします😆

優れた効率で世界に誇れるプロダクトですね!

スライドドア搭載軽自動車一覧

ここからは乗用系のスライドドア搭載軽自動車を

全てご紹介します💡

N-BOX(ホンダ)

N-BOX 引用:本田技研工業株式会社

ホンダ・N-BOXは、軽自動車のみならず、全ての車の中で一番売れてます!

その大きな理由は、軽自動車とは思えないくらい広大な室内空間と、

シンプルで飽きのこないデザインではないでしょうか。

デザイン的にとても優れた車で、個人的にはトール型軽自動車の中でイチオシです👍

しかし、室内の収納はライバルの方が多かったりするので、使われ方に応じて選ぶと良いと思います!

写真のN-BOXに加え、より上級感ある「カスタム」、チル感ある「JOY」の3グレードを展開しています。

ムーブ

2025年6月に発売された現行型ムーブは、

それまでと違いスライドドアを搭載してきました。

スライドドア車は基本背が高い「トール系」と呼ばれる車種が多いですが

このムーヴはスタイリッシュなスライドドア搭載軽自動車という

他と被らないコンセプトになっています。

幅広いお客さんに気に入られそうですね😊

タント(ダイハツ)・シフォン(スバル)

タント 引用:ダイハツ工業株式会社

ダイハツ・タントはこの「トール型軽自動車」を最初に考案した車ですが、

その最大の特徴は、Bピラーレスの助手席側ドアです!

助手席側ドアとリアのスライドドア部に敷居が無いので、とても広大にドアを開くことが出来ます。

子供の乗り降りや荷物の出し入れに重宝しそうですね😊

写真のタントに加え、より上級感ある「カスタム」よりアウトドア志向の「ファンクロス」の3グレードを展開しています。

スペーシア(スズキ)・フレアワゴン(マツダ)

スペーシア 引用:スズキ株式会社

スズキ・スペーシアはNーBOXの最大のライバルだと思います。その最大の特徴は、収納の多さや

リアシートのオットマンなど、機能的な部分です。リアシートのUSB電源の配置などもとてもよく考えられたもので、

ユーザーの使われ方をよく観察し、反映しているデザインだと思います。

写真のスペーシアに加え、より上級感ある「カスタム」よりアウトドア感のある「ギア」の3グレードを展開しています。

ルークス(日産)・ekスペース(三菱)

ルークス 引用:日産自動車株式会社

日産と三菱の軽自動車は、共同で開発していますが、コストが厳しい軽自動車には非常に理にかなったものです。

この「ルークス」と「ekスペース」は、とても洗練されたデザインをしていて、

実車を見る度によく出来た車だなーと思っているんですよ。

ライバルの車の個性が強いので中々良さが伝わらない感じですが、完成度が高い一台です。

デリカミニ(三菱)

デリカミニ 引用:三菱自動車株式会社

比較的印象の薄いekスペースを、三菱得意のアウトドアフィール全開のデザインを施したのがこの「デリカミニ」です。

大きくはベース車のekスペースからヘッドライト、グリル、バンパーしか変わっていないのですが、

全く違う車に見えるのはデザインの力だと思います。

魅力が一気に明快になったおかげで、人気車になりました✨

他社でもアウトドア系の軽自動車が出ているのですが、個人的にはこのデリカミニが一番魅力的に感じます。

ムーヴキャンバス(ダイハツ)

ムーブキャンバス 引用:ダイハツ工業株式会社

ムーブキャンバスは、やや胴長な印象のシルエットがとても魅力的なデザインで、しかも質感高く出来ています!

外見はもちろん、内装もすごく良く出来ていて、この写真のグレード「セオリー」は

大人が乗っても十分満足できる質感を兼ね備えています。

また、スマホのワイヤレス充電機能やカップホルダーの保温機能など、この車ならではの装備が満載です😊

ワゴンRスマイル(スズキ)

ワゴンRスマイル 引用:スズキ株式会社

「ムーブキャンバス」のライバルがこの「ワゴンRスマイル」です。

スズキのカワイイ車筆頭である「ラパン」の印象を引き継いだデザインは、とてもほっこりするもので、

この辺りはムーブキャンバスよりファニーな印象で、女性によりターゲットを絞った感があります。

収納の豊富さはスズキの軽自動車全般に通ずるもので、この車もユーザーをよく考えられたデザインになっていますね👍

まとめ

いかがでしたか?

普遍的なミニマルデザインが魅力の「NーBOX」や

スライドドア軽自動車唯一のSUVテイストである「デリカミニ」など

バラエティ豊かなラインナップです✨

子育ては想像以上にストレスが溜まるもの。

使いやすいクルマはあなたを助けてくれますよ😊

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