2025年 EV比較ガイド|航続距離と価格でコスパが分かる電気自動車ランキング【全車種網羅】

皆さんはEVを比較検討するにあたり、

「一回の充電でどれだけ長く走れるの?」

「価格はどれくらいなの?」

の2つが大きな関心ごとではないでしょうか。

そこでここでは、「航続距離」と「車両本体価格」にフォーカスします!

このブログの著者

プロダクトデザイナー、モビリティデザインナビゲーター

kuruma-musubi カーセレクトサービス

プロフィール

自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。

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次の表は、日本で販売されている、EV57車種、99グレード全てを、

車両本体価格と、航続距離(WLTCモード)をマッピングした図です。

縦軸が車両本体価格、横軸が航続距離です。

この図を見ると、500万円から700万円までの価格帯が最も車種が多いのですが、

航続距離は車種により大きく異なることがわかります。

結果としては、ヒョンデのコストパフォーマンスに驚かされました。


航続距離「700km」超え、上位3車種ランキング

ピンクが、航続距離700km以上の範囲を表しています。

さて、ここで航続距離のみにフォーカスしてみます。

図の通り、700km以上走る車は3車種ありました!

第3位 703km ヒョンデ・アイオニック5 voyage 523万円

引用:Hyundai Mobility Japan

第3位は韓国のメーカー、ヒョンデの「アイオニック5」 voyage です!

航続距離:703km

日本ではまだ馴染みのないメーカーですが、

世界販売台数5位の巨大メーカーです。

EVに力を入れており、大変コストパフォーマンスに優れた車種を投入しています。

第2位 706km テスラ・モデル3 ロングレンジ 621万円

引用:netcarshow

第2位は、テスラ 「モデル3」 ロングレンジです!

航続距離:706km

アメリカのメーカー、テスラはご存知イーロン・マスクがCEOの、EV専業メーカーです。

ディーラーを置かずネットで注文が出来るなど、これまでの自動車ビジネスモデルを変える

存在で、日本でもファンが多いです。

その基幹車種であるモデル3は、性能と価格のバランスが優れていますが、

パーキングアシストなどの先進装備や

ほとんどのボディカラーが割と高額な別料金となるなどしますので

それらを考慮すると700万円くらいが基本になるようです。

第1位 759km メルセデスベンツ・EQS 450 1535万円

引用:メルセデス・ベンツ日本

第1位はメルセデスベンツの最高級EV、「EQS」 450 でした!

航続距離:759km

メルセデスベンツは誰もが知るメーカーですが、

EVにも大変力を入れており、日本でも7車種をラインナップに入れています。

その中でもこのEQS 450は、日本で買えるEVの中で

最も長い一充電走行距離を誇っています。

最上位車種なので、もちろん値段も高額ですが

フラッグシップに相応しい一充電走行距離を誇ります。

航続距離「600km」を超える、値段が安い順3車種ランキング

ピンクの部位が、航続距離が600kmを超えつつ、価格が抑えられたゾーンです。

ここでは、航続距離が600km以上という長距離移動にも十分な性能を備えつつ、

価格が安い上位3車種を挙げます。


第3位  640km BYD・シール 528万円

引用:BYDジャパン

第3位は中国のメーカー、BYDのセダン「シール」です!

BYDが日本で販売開始され2年ほど経ちますが、

すでに全国に多くのディーラーが設置されています。

オンライン主体のテスラやヒョンデに比べ、

既存の自動車販売のやり方をしていますが、

実は世界のEV販売台数第一位の企業なんです。

またBYDはヨーロッパで実績のあるデザイナーが多く在籍しているので、

デザインのクオリティも欧州車レベルに高いのも魅力です。

第2位  703km ヒョンデ・アイオニック5 voyage 523万円

引用:Hyundai Mobility Japan

第2位は、700キロ越えでご紹介した、ヒョンデのアイオニック 5 です!

やはりこの車はコストパフォーマンスが最高ですね♪

第1位 625km ヒョンデ・コナ voyage 452万円

引用:Hyundai Mobility Japan

第1位は2位と同じメーカー、ヒョンデのクロスオーバーEV「コナ」です!

この値段で600キロを超えるというのはすごいですね。

ややクセの強いデザインですが、使い勝手は良好で

最も安い「乗用EV」上位3車種ランキング

最後に、今日本で販売されている乗用EVで、安い順に3つ挙げます。

「乗用」ということで、軽バンなどの商用車は入れていません。

第3位 ヒョンデ ・インスター casual 289万円

引用:Hyundai Mobility Japan

ヒョンデ・インスターは、今年発売された小型EVです!

SUVライクなデザインはとても印象的で、可愛らしいのですが、

小型ながら容量の大きなバッテリーを積んでいるので

航続距離は458キロ(voyageの値。casualは非掲載)。

実用性も問題なしです。

第2位 日産・サクラ X 259万円

引用:日産自動車株式会社

日産の軽自動車EV「サクラ」は、とても良く出来たデザインです!

軽自動車ながら質感が高く、特にインテリアの仕立てが魅力的です。

航続距離は180kmと少ないですが、

毎日の通勤や買い物にはうってつけのEVです。

第1位 三菱・ekクロスEV G 256万円

引用:三菱自動車株式会社

日産・サクラと同じプラットフォームを使ったこの三菱・ekクロスEVが

「最も安い乗用EV」です!

ちなみに商用だと、同じ三菱の軽自動車である「ミニキャブ」が243万円からあり、

これが最安です。

まとめ:これからさらに航続距離が伸びそうな予感

新型日産リーフ 引用:日産自動車株式会社

先日発表があった新型日産リーフが航続距離600kmを目標としており、

今後もモデルチェンジごとに性能が上がりそうです。

EVが実用的になるには「航続距離」と「価格」が肝になるので(後はインフラもですが)

今後の動向を注視したいと思います!


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