クルマは「ライフステージ」に深く関係します。
就職や、結婚、子育てなどで、初めて車を購入しようとされている方、
または子供が独立して、これからの車をどうしようかと考えている方、
様々なライフステージがきっかけで購入を考えている方も多いのではないでしょうか?
車は、人生に寄り添うものです。
今回は、特に車をあまり詳しくない方のために
車選びのメソッドを3つご紹介いたします💡

プロダクトデザイナー、モビリティデザインナビゲーター
kuruma-musubi カーセレクトサービス
自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。
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1. どんなカタチの車を買えば良いの? ー 車選びの基本ステップ

※どんなメーカーがあるのかは、下記の記事を参考にしてください!
一般的なメーカーは全て網羅しています👇
ライフスタイルから考える
皆さんはどのようにクルマを使いたいですか?
普段走る距離のほか、普段使うルート、駐車場の大きさ、
普段乗る人数、どれくらい荷物を積むかなど、
自分の生活に照らし合わせてみてください。
主な使用用途を考えて選ぶと間違い無いです。
主な使用用途と、適切な車の例
通勤 | 燃費が良く、運転しやすいコンパクトカーや軽自動車。一軒家の方は電気自動車 |
買い物や普段使い | 小回りが効く&荷物を積みやすい車。リアにハッチゲートがある車 |
家族で使う | スライドドア付きのミニバンやSUV。室内の広い車 |
旅行やアウトドア | 荷物がたくさん乗るSUVやステーションワゴン。長距離乗っても疲れない車 |
デザイン視点から考えることもできます。
少しプロ的な視点ですが、こちらのブログを参考にしてください✨
ファッションとも密接な関係がある例です。
単純に車の大きさから考える
例えばカバンは、入れる物によって大きさを変えますよね?
車の場合、特に初心者の方は必要以上に大きな車はおすすめしません。
なぜでしょうか?
例えば家の駐車場から出るのに一苦労したり、
近所の細い道の運転に必要以上に神経を使ったりして
車に乗ることをめんどくさく感じてしまうからです。
それでは本末転倒ですよね💦
特にお住まいの周りの環境はすごく大事です。
全長と主な車の例
3500mm以下 | 軽自動車。 |
4000mm前後 | コンパクトクラス。フィット、ヤリス、ノートなど |
4300mm前後 | ラージコンパクトクラス。シエンタ、フリード、 |
4500mm前後 | ミドルクラス。カローラクロス、クロストレック、ヴェゼルなど。 |
4700mm前後 | ラージミドルクラス。RAV-4、CX-5、フォレスター、ノア、ステップワゴンなど |
5000mm前後 | ラージクラス。クラウン、CX-80、アルファードなど |
全長4500mmくらいのミドルクラスSUVなら、家族4人で乗るとしても十分は広さだと思います。
子育てが終わった方のダウンサイジングカーとしても、この辺りの車だとなんでも使えて便利だと思います💡
2. お金はどのくらいかかるの? ー 購入費と維持費をチェック

購入時のお金は「本体価格」だけじゃない。
車を購入する際のお金は、おおよそ以下の通りです。
車両本体 | 車そのものの代金です。同じ車種でもグレードによって異なります。 |
オプション | フロアマットやドライブレコーダーのほか、点検パックなどのサービスもあります。 |
諸費用 | 登録費用、申請代行費用などです。 |
税金など | 重量税、環境性能別、自賠責保険など |
私が実際に車を購入した際にかかったお金を、維持費も含めてまとめています。
参考にしてください💡
中古車を購入する場合は特にチェックが必要です
維持費
車を持つと、維持費もかかります💦
できるだけ安くしたいなら、税金が安い軽自動車(年10,800円)が良いですが、
コンパクトカーとは年間1万円ちょっとの違いなので、軽にこだわりすぎなくてもいいかもです。
税金 | 毎年一回、4月に振り込み用紙が届きます。車よって1万円以下〜10万円以上と大きく異なります |
ガゾリン、電気 | これも車によって大きく変わります。ガソリンが高くなった今、電気自動車のメリットが大きくなりました。 |
車検 | 新車で購入した場合、最初は3年後、そこから2年おきにしなけれないけません。整備代の他に重量税などの税金がかかります。 |
駐車場 | 場所によって大きく変わります。東京都心なら数万円のとこもあれば、郊外なら3000円というところも |
任意保険 | 任意で入る保険ですが、必ず入っておきましょう!自車の修理費用に当てられる「車両保険」も付帯できます。 |
任意保険についてはこちらをご覧ください。
費用を出来るだけ安くしたい方必見✨✨
3.どんな安全装備がついているか?ー先進運転支援システム

今の車は本当にスゴイです!
一昔前の車に比べると
スマホとガラケーくらいの違いだと思います。
つまり最新の車に乗ると、便利さにもう戻れないですね(笑)
ただ、車により搭載されている機能が大きく変わりますので、
よく確認してください。
先進安全システム一例
衝突被害軽減 ブレーキ | 多くの車に標準装備されていて、ぶつかりそうな時、自動的にブレーキがかかるシステムです。 |
ペダル踏み間違い 防止装置 | これも多くの車に搭載されています。アクセルの急な踏み込みに対し、車が判断して発進しないようにします。 |
先行車に追従する クルーズ コントロール | 前のクルマに自動的に着いて行くことができます。アクセル、ブレーキの操作から解放されるので、特に渋滞時にとても便利です。 |
ドライバー モニタリングシステム | ドライバーの状態を検知して、必要な場合、ハザードランプやホーンなどで周囲に警告しながらクルマが自動的に安全に停止します。 |
渋滞時 ハンドオフ | 渋滞時などに限り、アクセルブレーキの他に、ハンドル操作からも解放されるシステムです。日本ではまだ搭載されている車が限られています。 |
日本でハンズオフできる車を一覧にしていますので、ご参考ください!
まとめ
今回は大きく3つに分けて解説しました。
端的にいうと、
①カタチ ②お金 ③安全
の3つです。
よく吟味してください🤔
その上で気に入った車を見つけたら、是非試乗してください!
ディーラーの試乗は15分くらいの短時間で終了しますが、
乗ると乗らないのとでは大違いです。
もし長く乗りたい場合は、ディーラーでシェアカーサービスがある店舗があります。
参考にトヨタのカーシェアサービスを載せます。
また、車を購入する際、見積もりを出してもらうことが重要ですが、
ネットで複数のディーラーから正確な見積もりを出してもらう事ができます!
👇下記を参考にしてください✨
色々乗って、車選びを楽しみましょう✨