2025年 車メーカー徹底比較! 日本車8社、輸入車17社を総まとめ

車ってどんなメーカーがあるんだろ??

と、分からない方も多いと思います。

そこで、ここでは車メーカー徹底比較として

スーパーカーなど特殊なメーカーを除いた、ほぼ全てのメーカー、ブランドを網羅しました。

車選びの参考にしてください✨

このブログの著者

プロダクトデザイナー、カーデザインジャーナリスト

kuruma-musubi カーセレクトサービス

プロフィール

自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。

皆さんは、車メーカーの所在地を気にしたことがありますか?もしかしたら選ぶきっかけになるかと思い記載しました。

一般的に車メーカーは複数の工場を持っています。例えば愛知県が本社のトヨタでも、福岡の工場で作られた車もあります。

おおまかなテイスト別に、簡潔に示しました。

そのメーカーで売られている車の最安値、最高値を示しています。

最も価格差が大きいのは、様々なラインナップがあるトヨタだと思ったのですが、

ポルシェ680万円(ケイマン)と4118万円(911S/T)との差、3438万円でした。

※2025年2月現在のWEBサイト比較

日本全国のディーラー数をまとめました。一般的に、自宅に近いところにディーラーがあると便利です。

引っ越しなどを考えると、ディーラー数が多い方が安心、という見方もありますね。

トヨタが4867店舗(2024年)と、圧倒的に1位、次に日産、ホンダと続きます

現代のクルマは運転支援が充実していますが、ハンズオフ(手放し運転)出来るクルマはまだ限られています。

ここでは、主に渋滞時ハンズオフができる機能を売っているメーカーを示しました。

トヨタ、日産、スバル、BMW、MINI の5メーカーが対応しており

意外とテスラが日本市場ではハンズオフできなかったりします。

詳しくはこちらのブログで紹介しています↓

クルマを知らない方でも聞いたことありそうな名前を出しています。

クルマを新車で買うと、保証がついています。

何故か日本車メーカーは、保証期間や条件がほぼ横並びです。

輸入車メーカーは、無料で付く基本保証は多くのメーカーが3年ですが、

ボルボヒョンデが5年でした。

日本車メーカー 主要8社

トヨタ自動車株式会社

引用:トヨタ自動車株式会社

日本最大、世界最大級の自動車メーカー。「トヨタ」ブランドと高級車「レクサス」ブランドを展開。技術的な特徴として、ハイブリッド技術に長けており、低燃費の車を数多く生産している。コンパクトカーから最高級車までフルラインナップが揃っていて、幅広く選ぶことが出来る。

本田技研工業株式会社

引用:本田技研工業株式会社

軽自動車とミニバンが主力の商品ラインナップ。特に軽自動車「N-BOX」は、ここ数年日本での自動車販売台数1位を続けている。現在EVの開発に力を入れており、将来的に全ての車種をEVにする予定。また、オートバイや小型耕運機から飛行機まで製造しており、幅広いジャンルでの商品ラインナップを誇る。

産自動車株式会社

引用:日産自動車株式会社

コンパクトカーとミニバンが主力商品で、セレナはミニバンでの販売台数1位。またEVに力を入れており、軽自動車EVの「サクラ」からSUVの「アリア」まで幅広いラインナップである。充電施設も多くのディーラーに完備しており、EVに対しての本気度が伺える。

マツダ株式会社

引用:マツダ株式会社

スポーティなSUVを中心にラインナップ。走りとデザインに力を入れているメーカーで、コアなファンが多い。また、ディーゼルエンジンに力を入れていることも大きな特徴の一つ。軽自動車はスズキから供給して販売している。

株式会社SUBARU

引用:株式会社SUBARU

全車に搭載されている水平対向エンジン、また多くの車がAWD(4輪駆動)というユニークな商品ラインナップ。SUVは最低地上高が高く、雪道など悪路を楽に走行出来る性能を有している。燃費が懸念点だったが、一部車種でハイブリッドシステムの見直しが始まっており、今後の展開が期待される。

スズキ株式会社

引用:スズキ株式会社

軽自動車からコンパクトカーが中心の商品ラインナップ。「スペーシア」などの売れ筋モデルから、「ジムニー」などのコアなモデルまで揃えている。また「スイフト」など、グローバルで販売している車も多い。オートバイも販売しているも特徴。マツダに軽自動車をOEM供給している。

ダイハツ工業株式会社

引用:ダイハツ工業株式会社

トヨタの子会社で、軽自動車が中心の商品ラインナップ。他メーカーも採用している「カスタム」グレードを「ムーヴ」で最初に設定した。トヨタと提携先のスバルにもOEM供給している。

三菱自動車工業株式会社

引用:三菱自動車株式会社

SUV中心のラインナップ。「アウトランダー」ではPHEV(プラグイン・ハイブリッド)も展開。ラダーフレームの本格SUVも昔から得意としており、現在はピックアップトラック「トライトン」を販売している。


輸入車メーカー 主要17社

メルセデスベンツ

引用:メルセデスベンツ日本

誰もが知る、ドイツのプレミアムブランド。 1886年創設の、世界最古の自動車メーカー。比較的小型車から大型セダン、またはスポーツカーまで幅広いラインナップ。

BMW

引用:BMW Japan

ドイツのプレミアムブランドの一つ。特に走りにこだわった、スポーティな味付けになっているモデルが多い。コンパクトで可愛らしいデザインの「MINI」と、超高級ブランド「ロールスロイス」を傘下に持つ。

アウディ

引用:アウディジャパン

ドイツのプレミアムブランドの一つ。フォルクスワーゲンの傘下。エレガントなスタイルで、女性ファンも多い。

フォルクスワーゲン

引用:フォルクスワーゲングループジャパン

ドイツの大衆車メーカーだが、販売台数でトヨタと並ぶ世界最大級の自動車メーカー。傘下には、アウディ、ポルシェ、ベントレー、ランボルギーニなど、数々のプレミアムブランドが並ぶ。

ポルシェ

引用:ポルシェジャパン

ドイツのプレミアムスポーツカーブランド。フォルクスワーゲン傘下。ポルシェを代表するスポーツカー「911」の基本デザインを60年代から守っており、そのイメージを他車種にも展開。近年はEVに力を入れており、4ドアクーペ「タイカン」を皮切りに、SUV「マカン」もEV仕様を投入した。

ボルボ

引用:ボルボ・カージャパン

スウェーデンのプレミアムカーブランド。現在は中国企業「ジーリー」の傘下。北欧家具や雑貨などに通ずる、洗練され、またどこか温かみのあるデザインが特徴。ジーリー傘下になってさらにデザインの魅力が増した。EVも積極的に投入している。

ランドローバー

引用:ジャガー・ランドローバー・ジャパン

イギリスのプレミアムSUVブランド。大きく分けて「レンジローバー」「ディフェンダー」「ディスカバリー」の3車種があり、さらにレンジローバーには「イヴォーグ」「べラール」などがある。現在はジャガーと共にインドの自動車会社「タタ」の傘下。

MINI

引用:MINI Japan

イギリス発祥のコンパクトカーブランドだが、現在はBMWの傘下。オリジナルの「モーリス・ミニ」は40年以上一度もモデルチェンジしなかった車で、この「BMW・ミニ」デザインの源流になっている。最近はさまざまなボディタイプが選べ、ファミリー向けの中型SUV「カントリーマン」も用意される。

プジョー

引用:ステランティス・ジャパン

フランスの大衆車メーカー。現在は多国籍自動車製造会社である「ステランティス」の一員。個性的なフランス車の中でも特にデザインに力を入れている。インテリアも個性的で、小径のハンドルやメーター配置など独特。1800年代の創業時から生産されている「ペッパーミル」でも有名。

シトロエン

引用:ステランティス・ジャパン

フランスの大衆車メーカー。現在は多国籍自動車製造会社である「ステランティス」の一員。プジョーと共にデザインに力を入れているが、こちらはもう少しカジュアルな印象がある。プレミアムブランドの「DS」も展開。

ルノー

引用:ルノージャポン

フランスの大衆車メーカー。リアエンジンのコンパクトカー「トゥインゴ」などユニークな車があったが、日本での販売は中止された。現在はEVに力を入れており、ルノー5 E-TECHの導入が待たれる。スポーツカーブランドの「アルピーヌ」も展開し、F1にも参戦している。

ジープ

引用:Jeep Japan

アメリカのSUVメーカーで、現在は多国籍自動車製造会社である「ステランティス」の一員。本格クロスカントリーSUV「ラングラー」をアイコンとして、乗用コンパクトSUV「レネゲード」から大型ラグジュアリーSUV「グランドチェロキー」まで幅広く展開している。

フィアット

Screenshot

イタリア最大の自動車メーカーで、現在は多国籍自動車製造会社である「ステランティス」の一員。長年、同社のアイコンであった「フィアット500」が生産中止になり、在庫のみとなった。EVの「500e」に引き継がれたが、価格がかなり高い。本国では「グランデパンダ」が発表され、日本導入が待たれる。

アルファロメオ

引用:アルファロメオ・ジャパン

イタリアのプレミアムメーカー。戦前からカーレースに積極的であり、歴史的に「フェラーリの親」とも言える。現在は多国籍自動車製造会社である「ステランティス」の一員。FRスポーツセダンである「ジュリア」やSUV「トナーレ」が主力車種。小型SUV「ジュニア」が近々日本でも発売される予定。

ヒョンデ

引用:Hyundai Mobility Japan

韓国の自動車メーカーで、販売台数は世界3位。アメリカや欧州ではメジャーだが、日本ではまだ認知度が低い。2022年に日本市場に再上陸し、EVを専門に扱う。5ドアハッチバックの「IONIQ 5」をはじめ、小型SUV「インスター」を低価格で発売開始。EVの普及に寄与できるか注目される。

BYD

引用:BYDジャパン

中国の自動車メーカー。EV市場ではテスラに唯一対抗出来る販売台数を記録している。デザインの向上にも積極的で、欧州の有名デザイナーを引き抜いて登用している。日本市場には2023年に進出し、順調に販売台数、ディーラー数共に増やしている。

テスラ

引用:テスラ

アメリカのEV専門自動車メーカー。EVの販売台数でトップ。今のEV,さらに高度な運転支援やソフトのアップデートサービスなど、先進技術のトレンドを作った会社。デザインは流麗ながらも淡白な表現。ディーラーをほぼ持たないので、アフターサービスは未知数。「テスラスーパーチャージャー」という急速充電器のインフラが整っていることが魅力

さて、クルマ選びに迷われている方、

どんなクルマが良いか一緒に考えましょう↓