[2024] デザインのプロが選ぶ、新車で買える「本当におしゃれなクルマ」コンパクトカー編

2024年現在、新車で発売されているクルマの中から、私が「本当におしゃれだと思う」クルマをご紹介します。

本当に」と書いたのは、単にデザインがおしゃれというだけでなく、

そのクルマ固有の「スタイル」を持っているクルマであることを考えて選びました。

その「スタイル」とは、以下の3つです。

ここで言う「スタイル」とは
  • カタチの良さだけでなく、オリジナルの価値を表現していること
  • 乗る人にとって機能的で、飽きない普遍的な魅力があること
  • 街や自然に溶け込む、社会的な協調性があること

この3項目の詳しくは、noteに書きましたので、こちらもご覧ください

これを踏まえて、今回はコンパクトカー編として以下の6台をご紹介いたします!

この記事の著者

プロダクトデザイナー、メディアライター、デザイン専門学校講師、デザイン系クルマ紹介人

渕野健太郎

ふちの けんたろう

プロフィール

自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。

マツダ2

引用:マツダ株式会社
引用:マツダ株式会社
引用:マツダ株式会社

マツダ2は、マツダ・デミオとして2014年にモデルチェンジしたクルマです。

と言うことで、今年でもう10年経っているのですね。

しかし、デザインはこのクラスで一番スポーティなプロポーションをしており、

質感も申し分ないものです。

デザインが優れているので10年持ったと言えるでしょう。

モデルチェンジの話も聞こえてきますが、

現行モデルもまだ全然魅力的です!

新車価格154.9〜262.2万円
車体寸法全長4080×全幅1695×全高1500〜1550mm
燃費(カタログ値)18.1〜25.2km/L
定員5名
排気量1496〜1498cc

トヨタ・ヤリスクロス

引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社
引用:トヨタ自動車株式会社

トヨタ・ヤリスクロスは、「ヤリス」をベースにSUVに仕立てたクルマです。

高い重心で軽快に見えるようなデザインは、他にはない魅力がありますね。

街で見かけると思うのですが、このクルマで我慢してますと言うイメージは全くなく、

このクルマが欲しい人が買っている雰囲気があります。

それくらい車格を超えた魅力があるのではないでしょうか?

大人4人乗ると狭いのですが、子供が小さいうちはこれくらいのサイズでもいいかもですね。

新車価格190.7〜278.2万円
車体寸法全長4180×全幅1765×全高1590mm
燃費(カタログ値)17.1〜19.8km/L
定員5名
排気量1490cc

プジョー208

引用:ステランティス ジャパン
引用:ステランティス ジャパン
引用:ステランティス ジャパン
引用:ステランティス ジャパン
引用:ステランティス ジャパン

プジョー208は、このクラスで最もプロポーションが良いと思うクルマです。

どっしりとした印象で、特にリアビューが秀逸ですね。

コンパクトカーなのに存在感があり、唯一無二の魅力があります。

また、インテリアも、ファブリックの色味や質感がよく、

高級車として満足できるクルマだと思いますね。

もう少ししたら、マイナーチェンジ版が日本でも発売されるはずです。

新車価格302.3〜372万円
車体寸法全長4095×全幅1745×全高1465mm
燃費(カタログ値)17.0km/L
定員5名
排気量1199cc

MINI・クーパー

引用:ビー・エム・ダブリュー株式会社
引用:ビー・エム・ダブリュー株式会社
引用:ビー・エム・ダブリュー株式会社
引用:ビー・エム・ダブリュー株式会社
引用:ビー・エム・ダブリュー株式会社

MINI・クーパーは、今年フルモデルチェンジしました。

私も発表会に行ったのですが、外見はあまり変わらないように見えて、

実は立体構成から変えてきたデザインでしたね。

それでも顔周りはいつものアイコンなので、

だれが見てもMINIだと思うデザインです。

でも、私の一番気に入ったところは、インテリアは円形のモニターですね!

これだけで欲しくなるようなアイテムだと思いました。

UIデザインも凝っていて、何パターンもあるので

その日の気分でデザインを変えられます。

また、EV仕様も出ました。

上の写真はEV仕様のものです。

新車価格396〜531万円
車体寸法全長3875×全幅1745×全高1455mm
燃費(カタログ値)-km/L
定員4名
排気量1498cc

フォルクスワーゲン・Tークロス

引用:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
引用:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
引用:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
引用:フォルクスワーゲン グループ ジャパン

フォルクスワーゲン・T-クロスは、すごく真っ当なデザインをしています。

写真のサイドビューを見て欲しいのですが、

フォククスワーゲンらしいシンプルかつプロポーションの良いデザインに仕上がっています。

この気を衒ってない雰囲気が、今のトレンドに合っている気がしますね。

ベーシックで質が高いクルマを求めている方にとって

とても良い選択肢だと思いますよ。

新車価格329〜389.5万円
車体寸法全長4115×全幅1760×全高1580mm
燃費(カタログ値)16.9km/L
定員5名
排気量999cc

フィアット・500e

引用:ステランティス ジャパン
引用:ステランティス ジャパン
引用:ステランティス ジャパン
引用:ステランティス ジャパン

フィアット500eは、「EV」です。

今年、ガゾリンモデルだったフィアット500が生産中止になりました。

デビューが2007年だったので、17年くらい生産していたことになりますが

いつかは買いたいと思っていたのでとても残念でしたね。

可愛さと高級感と言えるくらいの質感の高さが同居している、唯一のモデルだったのではないでしょうか?

その500のデザインを引き継いで、完全に新しいモデルがこの500eです。

年々衝突要件などの規制で車が大きくなる傾向の中、

コンパクトを保ってEVにしたことがすごくいいなと思っています。

値段は高くなりましたが、この車もロングセラーモデルとして

長く販売して欲しいですね。

新車価格473〜536万円
車体寸法全長3630×全幅1685×全高1530mm
燃費(カタログ値)
定員4名
排気量

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