子育て終了世代、セカンドライフを楽しむ50代以降のクルマ選び

皆さま、こんにちは。

人生のステージが変わると、クルマ選びも変わるものです。

お子様が独立し、少し肩の力を抜いて過ごしている方も多いのではないでしょうか。

本当に長い間、お疲れ様でした。

私はまだそのステージに到達していませんが、皆さまがこれからのセカンドライフを存分に楽しめるよう、

次の10年を共に歩むパートナーとしてのクルマ」をご紹介したいと思います。

結論としては、自分のファッションスタイルに合ったデザインかつコンパクトで乗り降りのしやすい乗用SUVで、

高性能なADAS(先進運転支援)が付いているクルマ、ということで

スバル・クロストレック」「レクサス・LBX」「ホンダ・ヴェセル」をおすすめに上げました。

以下に詳しく説明していますので、ご覧ください!

この記事の著者

プロダクトデザイナー、メディアライター、デザイン専門学校講師、デザイン系クルマ紹介人

渕野健太郎

ふちの けんたろう

プロフィール

自動車メーカーで20年ほどデザイナーとして勤務したあと、 現在はプロダクトデザイナーのほか、自動車メディアへの執筆や、 デザイン系専門学校の講師業などをやっています。 カーデザイナー時代は20車種以上のデザインに携わり、 さらにはコンセプトカーも多数デザインしました。 ここではクルマの魅力を、より多くの方に知ってもらいたいという思いで、 クルマの紹介業をやっています。

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第三位:スタイル

ken
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おすすめ→自分のファションスタイルに合うクルマを選ぶ

クルマは、乗る人のアイデンティティを映し出す重要なアイテムです。

これはまるでファッションと同じだと感じます。

だからこそ、クルマのスタイル(デザイン)にこだわることで、より豊かな生活を楽しむことができるでしょう。

スタイルのこだわりは、大きな形だけでなく、色やディテールにも及びます。

ボディカラーやグレード、オプションなどによって、同じ車でも印象が大きく変わるのです。

これは、まさにファッションのコーディネートと同様です。

ここでは、あまり細かく分類せず、大きく3つの方向性を示します。

皆さんのファッションがどのスタイルかを考えるきっかけにしてください。

基本的なスタイルの方向性3つ

①カジュアルスタイル

ファッションで言うと、アウトドア系スポーティ系ストリート系など、遊びがあるスタイルです。

②エレガントスタイル

ファッションで言うと、モード系やキレイめ系など、高い質感を求めるスタイルです。

③シンプルスタイル

ファッションで言うと、ベーシック系ナチュラル系など、無駄の無いスタイルです。

第二位:安全性

ken
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おすすめ→高性能ADASが付いているクルマを選ぶ

ADASとは「先進運転支援システム」のことで、最近のクルマにはほとんど標準装備されていますが、

その性能には差があります。

最も有名な機能として、スバルのアイサイトに代表される「追突抑制装置」があります。

CMで見かける「ぶつからないクルマ」というフレーズが印象的ですね。

それ以外にも、現代のクルマにはさまざまな運転支援機能が搭載されています。

安全性はクルマの根本的な価値であり、「速く」「遠く」に行けるクルマは、安全でなければ信頼できません。

現代のクルマには先進技術が駆使され、多くの運転アシスト機能が付いています。

実際に乗ってみると、その違いは携帯電話で言うところの「ガラケー」と「スマホ」くらいの差があると感じるでしょう。

さらに、ブレーキアシスト機能だけでなく、誤発進抑制装置など様々な支援が付いているクルマも増えています。

近年、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が報道されており、不安を感じる方も少なくないでしょう。

このような安全装置が搭載されているだけで、安心感が大きく変わりますよ

第一位:運転のしやすさ

ken
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おすすめ→全長4500mm以下の乗用SUVを選ぶ

私はなんと言っても、「いつでも出かけられる気軽さ」が最も重要なことだと思うんです。

駐車場から出るだけで苦労すると、運転すること自体を敬遠するようになります。

せっかくクルマを持ったのですから、自転車のように気軽に使いたいですね。

そこで、取り回しが良い、比較的コンパクトな大きさのクルマがおすすめです。

特に全長は長くても4500mm以下ですね。

また、「乗り降りのしやすさ」も重要ポイントで、座面が少し高い乗用SUVタイプがおすすめです。

セダンタイプなどの車高だとやや腰をおろして座ることになり、負担に感じることも多いと思います。

また、高い視点による「視界の良さ」も運転のしやすさに直結します。

なるべくストレスの無いクルマが良いですね。

50代以降の「おすすめのクルマ」3選

この3つの項目を踏まえ、皆さんにおすすめするクルマを紹介します。

「スタイル」のところでお話しした、「カジュアルスタイル」「エレガントスタイル」「シンプルスタイル

の3つをそれぞれ選んでいるので、参考にしてください。

カジュアルスタイル 「スバル・クロストレック」

引用:株式会社SUBARU
引用:株式会社SUBARU

スバル・クロストレックは、全体のシルエットはスポーティなのですが、

黒樹脂部分が多めで「ラギット」な印象も持つスタイルで、どちらかというとカジュアル方向のデザインです。

乗用車と本格SUVの中間みたいな印象ですね。(これをクロスオーバーとも言います)

ただ、乗るととても上質な印象があります。

実は私もこのクルマを所有しているのですが、

乗り心地はスバルのフラッグシップである「アウトバック」とあまり変わらない印象を持っています。

高速などでの静粛性はややアウトバックの方が良いのですが、

値段を考えるととてもお買い得で、幅広い年齢層におすすめ出来ますね。

また、このクルマのADASである「アイサイト・ツーリングアシスト」がとても優秀です。

ペダル操作だけでなく、ハンドル操作の支援も、とてもスムーズにしてくれるので

長距離がすごく楽です。

また、安全性能の指標である「JNCAP」で、2023年度に「ファイブスター大賞」を取っています。

今日本で売られているクルマの中で一番安全なクルマの一つとも言えるでしょう。

エレガントスタイル 「レクサス・LBX」

引用:LEXUS
引用:LEXUS

レクサス・LBXは、レクサスの中で最も小型のクルマです。

「小さな高級車」というに相応しい内外装の質感がとても良く、まさにエレガント方向のクルマですね。

大型の高級車からのダウンサイジングにもピッタリだと思います。

幅がやや広い(1825mm)ですが、全長は4190mmしかなく、

都心部も、とても運転しやすいです。

内装もシンプルな上にかなり上質で、

私はレクサス車の内装デザインで一番良いのではないか、と思っています。

また、内装の素材を選べるプログラムもあり、

自分好みの仕立てが可能なのも嬉しいですね。

ADASの性能もとても良く、各種運転支援のほかに

スマートフォンによる遠隔駐車も可能なので

狭い駐車場でもストレスなく駐車できますよ。

シンプルスタイル 「ホンダ・ヴェゼル」

引用:本田技研工業株式会社
引用:本田技研工業株式会社

ホンダ・ヴェゼルは、このクラスとしてはかなり上質なデザインに仕上がっています。

とてもシンプルながらプロポーションが良いので、高そうに見るんですよね。

プロから見ても非常に良く出来たデザインです。

近年のホンダ車はどれもシンプル志向なのですが、やや所有感に欠ける印象もあります。

このクルマはシンプルなのに質感も高いので、良いものを買ったという満足感が高いと思いますね。

内外もシンプルに徹しているので、ミニマル志向の方にもピッタリだと思います。

また、マイナーチェンジでさらに顔周りが洗練され、

ややアウトドアフィールなグレードも追加されるなど、充実しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

今回上げた以外も良いクルマは沢山ありますし、

さらに同じ車種でも、「グレード」「ボディカラー」「オプション」で印象が大きく変わるものです。

クルマ選びは非常に楽しいものですが、考えすぎると大変なこともありますね。

私たち「クルマ結び」では

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質問などもお気軽におっしゃってください。

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