こんにちは!
突然ですが、最近私はクルマを買い替えました。
クルマは購入時はもちろん、維持費も色々お金がかかります。
特に購入費の諸費用は、意外とクルマ好きでも知らなかったりするんですよね💦
今回は、実際に私が購入したクルマの注文書に書かれている費用をお伝えし、
解説いたしますのでクルマ購入の参考になれば嬉しいです😊
注文書の解説
概要
A:車両本体価格 | ¥3,030,000 |
B:付属品 | ¥288,550 |
C:諸費用(サービスオプション含む) | ¥297,715 |
合計(A+B+C) | ¥3,616,285 |
以下から、詳しく説明します!
A:車両本体価格
これはクルマ本体の価格です。
最近のクルマは高くなった、と言われていますが、私もあらためて実感しました💦
今回のクルマは、前に乗っていたクルマと同じメーカーで、
車両価格もほぼ同じなのですが、
クルマのサイズは一つ下のモデルです。
これは、原材費が高騰しているのに加えて、「先進安全技術」が高いからなんですね。
ただ、私にとって「先進安全技術」は非常にありがたい装備です。
運転をアシストしてくれるので、遠出が非常に楽になり、
渋滞も苦にならなくなりました😆
B:付属品価格
これはいわゆる「オプション」です。
ただ、オプションには2通りあって、
「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」があります。
なんのこっちゃという感じですが💦
「メーカーオプション」はクルマを生産する工場で取り付けるもの、
「ディーラーオプション」は工場から出荷されたクルマにディーラー(販売店)で
取り付けるものです。
この注文書では、「メーカーオプション」費用は上の車両価格に入っているので、
この欄では「ディーラーオプション」のみの表示です。
以下がその内容です。
フロアマット
これは社外品でも良いのですが、
乗り出した最初からあったほうが良いので付けました。
価格:¥30,400
ETC
これも付けざるを得ないですね。これのおかげで高速や有料道路がスムーズに通れます。
ただ、これも社外品で良いのですが、純正インフォシステムと連動しているし、
後から付けるのはめんどくさいので(笑)付けました。
価格:本体 ¥36,600 カバー ¥5,900 セットアップ料 ¥2,850
ドライブレコーダー
これも今や必須の装備でしょうか?何かトラブルの際に一目瞭然ですからね。
ETCと同じく、純正インフォシステムと連動しているので付けてもらいましたが、
社外品に比べて随分高いです💦
皆さんはオートバックスなどで付けても基本的には問題ありません。
価格:¥58200 取り付けキット ¥3,000 ハーネス ¥1,000
以上、これだけです。
よく抱き合わせのオプションで、「ベースキット」というものがあり、
フロアマットとともにバイザーや泥除けとセット販売していましが、
最小限で十分な気もします🤔
C:諸費用
この欄が特に難しいのではないでしょうか。
今は数年前に比べて税金の名前、役割が違っていたりします。
順番に解説しますね。
1、税金、保険
環境性能別
これは、「自動車取得税」という税金が廃止され、代わりに出来たものです。
購入時の取得価格に対し、燃費性能に応じて0〜3%を課税します。(軽自動車は0〜2%です)
ちなみにEVは非課税です。
私のクルマの場合、¥54,500円でした。
自動車重量税
文字通り、自動車の重量によってかかる税金です。
エコカー減税があり、同じ重量も車種やグレードによって変わります。
私のクルマの場合、¥22,500でした。
自賠責保険
これは、自動車を所有している人全員が入る保険です。
新車の場合、初回車検が3年後ですので、それまでの保険価格を払います。
私のクルマの場合、¥24,190でした。
自動車税
これは毎年払う税金です。
クルマを購入した場合、次の3月までの税金を払い、
それ以降は振り込み用紙が送られてきます。
私のクルマの場合、2ヶ月分の¥6,000でした。(年間、¥36,000)
2、販売諸費用、他
OSS申請代行費用
クルマを登録する際に必要な申請費用です。
私のクルマの場合、¥26,400でした。
預かり法定費用、他
車庫証明手続き費用や標板(ナンバープレート)代です。
私のクルマの場合、¥6,250でした。
リサイクル預託金
このお金は、将来の廃車時にかかるお金を事前に預けるもので、
売却すると帰ってきます。
私のクルマの場合、¥11,700でした。
3、サービスオプション
これは、クルマの保証延長プランや、
点検時のオイル交換や初回車検時の点検費用がセットになったものがあります。
高いかな?と思ったのですが、安心を買う意味でつけてみました。
私のクルマの場合、
保証延長プラン ¥15,500
点検パック(5年) ¥133,485
でした。
ランニングコスト
ここでは、普段クルマにどれくらい費用がかかるのかを実例を持って解説します。
燃費、電費
燃費は皆さんにとって、クルマ購入の際にとても重要な要素だと思います。
やはり少しでも走ってもらいたいと思うのは私も同じです。
ただ燃費は、カタログ値と実際に使った値が結構違ったりします。
これは使われる環境(エアコンの有無など)や運転の仕方で大きく変わるんですね。
また、同じモデルのクルマなら、
一般的に燃費が良いシステムを搭載している方が車両価格も高いです。
ハイブリッドやプラグインハイブリッドは、
エンジンに加えてバッテリーやモーターを搭載しているので当然なのですが、
ここは年間の使用距離と照らし合わせて購入した方が良いですね。
例えば、年間走行距離が比較的少ない方の場合を見てみると
- 1リッター20キロ走るクルマの場合、年間 42,500円
- 1リッター15キロ走るクルマの場合、年間 56,666円
- その差、年間 約14,000円
- ※ガソリン価格1リッター170円で計算
もしグレードの差が20万円だとすると、元を取るのに14年かかります。
年間走行距離が少ない方は、燃費にあまりこだわらなくてもいいような気もしますが、
どうでしょうか?
また、EVだと「電費」になりますが、こちらは後日お話します💦
任意保険
これは名前の通り「任意」ですが、ほとんどの人が入っています。
クルマを使っていると、どこで事故やトラブルに巻き込まれるかわかりません。
もし、事故を起こしてしまった場合、相手方に賠償をしないといけないので、
「対人」「対物」を無制限の保険に入る事が一般的です。
悩みどころは、「車両保険」に入るかどうかですね。
これは、自分のクルマが事故で壊れた場合、修理費用を負担してくれるものですが、
これに入ると月々の支払いが高くなります。
私は入っていますが、免責額を高額(20万円)にして、月々の費用を抑えています。
これは、事故が起こった際の修理費用のうち、20万円分は自己負担、という事です。
クルマの修理費用は、場合により100万円超えることもあります。
そのような万が一のリスクのために、車両保険には入って、
免責額を上げることで月々の支払いを抑えるのが良いかと思います。
また、任意保険は加入した初年度が最も高く、
年数がたつごとに下がっていくシステムです。
最初は高いですが、数年もすれば半額くらいになるので、
最初は大変ですが、必ず加入しましょう。
自動車税(軽自動車税)
毎年、4月頃に払わないといけないもので、払っていないと車検を受けられません💦
金額はクルマの排気量によって大きく変わります。
表にまとめたので参考にしてください。
軽自動車 | 10,800円 |
1,000cc以下 | 25,000円 |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 |
4,500cc超6,000cc以下 | 87,000円 |
6,000cc超 | 110,000円 |
駐車場代
これはお住まいの地域によって全く変わります。
東京都心なら5万円以上というところも多いし、
地方なら例え駅前でも3000円というとこもありますね。
また、地方のアパートなら駐車場が付いているとこも多いのではないでしょうか?
自動車を登録する際は、車庫証明というものを取らないといけません。
これは警察が証明するもので、申請すると実際に駐車場がちゃんと存在しているか、
確認します。
なので嘘はつけないのですが、この車庫証明が取れる駐車場は、
自分の住民票の住所から半径2キロ以内なんですね💦
なので、安いからと遠くの駐車場を借りても車庫証明は取れません。
ただ、例外として、車庫証明を取らなくて良い地域もあります。
例として、東京都内は以下になりますので参考にしてください。
自動車
檜原村、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、青ヶ島村、小笠原村
軽自動車
福生市、武蔵村山市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、大島町、
八丈島町、檜原村、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、青ヶ島村、小笠原村
まとめ
いかがでしたか?
今回は私の経験を交えながら、クルマにかかるお金の話を紹介しました。
クルマには多くのお金がかかるので、
まずは購入前にどれくらいかかるのかをイメージしてみてください。